第1種ME技術実力検定試験実施要項

受験資格

 次のいずれかを満たしていること。(実務経験の有無にかかわらず受験できます)

  • 第2種ME技術実力検定試験合格者
  • 臨床工学技士免許所有者

試験時間

 毎年6月中旬の日曜日

  • 一般受験者        9:00~17:00
  • 科目合格受験者(※科目合格受験者のみ以下から選択できます)
    • 両科目受験        9:00~17:00
    • 「ME基礎論」のみ受験  9:00~12:00
    • 「ME機器論」のみ受験 13:00~17:00

「科目別受験」について(※科目合格受験者のみ適用。《参考2》のフローチャート参照)

 科目合格受験者は、合格有効期間(有効期間は3年)中の試験では「両科目受験」と「不合格科目のみの受験」の2種類の受験方法が可能となります。
 両科目受験をした場合には、「総合得点による合否判定」と「科目別の合否判定」がされます。まず総合得点による合否判定がされ、そこで総合得点での合格基準を満たした場合には「総合合格」となります。総合得点での合格基準に満たなかった場合でも、各科目別の合否判定がされ、そこで「不合格科目」に合格すると「総合合格」となります。
 「不合格科目」のみの受験をした場合には、その科目のみの合否判定がされ、合格すると「総合合格」となります。
 なお、申請した受験科目の変更はできませんのでご注意ください。

試験会場

 全国5会場
《札幌会場》、《東京会場》、《名古屋会場》《大阪会場》、《福岡会場》

受 験 料

初回受験者           :20,000円
再受験者(科目合格受験者を含む):12,000円(割引制度参照)
※振り込まれた受験料は一切返金しませんのでご了承ください。


「受験料の割引制度」について

[対 象 者]
  • 過去に第1種ME試験を受験したことがある者(当日欠席者含む)
[申請方法]
  • 受験申請書を送付する際、過去の「受験票」または「結果通知」のコピーを1通必ず添付する。
[注  意]
  • 過去の受験票、結果通知は再発行しません。
    (紛失した場合は、初回受験者の扱いとなります。)
  • 受験申請後に初回受験者用の受験料から再受験者用の受験料ヘの変更はできません。

試験方法

 筆記試験と小論文

筆記試験の範囲

1)ME基礎論
 ME機器および関連設備を理解し、適切に運用・保守するために必要な基礎知識

①物理・化学
 物理的・化学的現象を理解する能力
 (光、音、熱、放射線、浸透圧、酸塩基平衡等)
②医用機械工学
 機械工学的基礎知識
 (運動力学、弾性力学、流体力学、材料力学、熱力学等)
③医用電気・電子工学
 電気・電子工学的基礎知識
 (電磁気学、電気・電子回路、電気計測、センサ、電気エネルギー等)
④医用情報通信工学
 医療従事者とコンピュータ技術者とのインターフェイスに必要な基礎知識
 (通信工学、画像工学、ディジタル技術、医療情報技術等)
⑤信頼性・安全性工学
 ME機器および関連設備の安全性管理、信頼性管理に必要な基礎知識
 (信頼性工学、システム安全工学、品質管理、EMC、ヒューマンエラー等)
⑥生体物性
 生体の機能、構造を理解する上で必要な生体物性の基礎知識で、生体に対する安全の知識も含む。
⑦医用材料
 医用材料を理解する上で必要な基礎知識
(各種材料、生体反応(毒性、適合性)、安全性試験、滅菌法等)

2)ME機器論
 ME機器および関連設備の保守管理のために必要な知識と技術

①機器運用・関連法規
 病院の管理、医療経済、医療関連法規と制度、ME機器の安全、在宅介護等
 (薬事法・医療法の関連部分、電気安全に関わるJIS)
②病院設備
 電気設備、医療ガス設備等
 (原理、構造、操作運用、保守点検技術、関連規格、トラブル処理)
③ME機器に関する共通問題
 計測用・診断用機器、治療用機器
 (原理、構造、操作運用、保守点検技術、関連規格、トラブル処理)
④ME機器に関する選択問題
 呼吸関連機器、循環関連機器、代謝関連機器、その他関連機器
 (原理、構造、操作運用、保守点検技術、関連規格、トラブル処理)
 ※選択問題の中から規定の問題数を自由に選択する方式です。
⑤小論文
 第1種ME技術者に必要な資質に関連する小問について論文形式で出題されます。

 ※しおりの≪参考1≫に例題がありますので参考にしてください。

「科目合格制度」について

 総合得点による合格(総合合格)の基準に満たなかった方で、科目得点(「ME基礎論」、「ME機器論」)が一定の基準を満たしている者は、その科目の「科目合格者」として登録されます。ただし、科目合格の有効期間は3年となります。(例 第19回試験の科目合格者の有効期間は第22回試験まで)
 科目合格者は、有効期間中、両科目受験のほか、不合格科目のみの科目受験も可能となり、不合格科目に合格すれば「総合合格」となります。なお、科目合格者で両科目受験をした者は、科目得点による判定および総合得点による判定がされます。
 *総合合格・科目合格フローチャート(《参考2》)参照

合格者の登録と認定証の発行について

  1. 本試験に総合合格し、2年以上の実務経験を有する方は、その実務経験を示す証明書を提出することにより合格者認定原簿に登録され、「合格認定証」が発行されます。
  2. 実務経験2年に満たない方は、5年以内に2年の実務を修了し、その実務経験を示す証明書を提出することにより合格者認定原簿に登録され、「合格認定証」が発行されます。
  3. 上記の実務経験とは、受験資格取得後に「医療機関、その関連機関あるいは医療関連企業等において常勤として2年以上の期間、医療機器・システムの設計、開発、操作・運用、保守・点検、営業・販売などに従事し、またはそれらの教育、研究に従事して研鑚を積んだ場合」をいいます。複数の機関での実務経験日数を通算して2年以上の経験とすることもできます。
  4. 登録は合格後6年以内に行わなければなりません。この期限を過ぎると「合格認定証」は発行されません。

「第1種ME技術者」の呼称およびバッジの付与について

 第1種ME技術実力検定試験の合格認定証を取得された方は、「第1種ME技術者」という呼称が使用でき、申請により第1種ME技術者認定バッジが与えられます。(過去の認定者にさかのぼって適用されます)

「臨床ME専門認定士」制度について

 第1種ME技術実力検定試験の合格認定証を取得した方のうち、臨床工学技士、臨床検査技師、診療放射線技師、医師、看護師などの医療国家資格を有している方は、申請により、医療機関等の機器管理責任者にふさわしい資質を有する者として「臨床ME専門認定士」の認定が受けられます。

参考図書

 受験参考図書として次の2種類を発行しています。詳細は、事務局までお問い合せください。

受験に際しての注意事項

試験会場内での携帯電話・PHSの使用は禁止です。
時計のない会場が一部ありますので、各自腕時計等を持参してください。
計算機能、記憶機能が内蔵されているものは、いかなる形式のものも使用禁止です。
試験当日は試験時間の30分前までに集合してください。
試験会場および会場付近に駐車場はありませんので車での来場はお断りします。公共機関をご利用ください。
試験当日は日曜日のため、昼食は持参してください。
会場内の空調は微調整ができませんので、上着を持参するなどして各自で対応できるようにしてください。

《参考1》例題
第1種ME技術実力検定試験・例題

《参考2》総合合格・科目合格フローチャート
第1種ME技術実力検定試験・総合合格・科目合格フローチャート