第2種ME技術実力検定試験のご案内
Certificate Examination for Biomedical Engineering (Class2)
公益社団法人 日本生体医工学会
第2種ME技術実力検定試験実行委員会
この試験は「ME機器・システムの安全管理を中心とした医用生体工学に関する知識をもち、適切な指導者のもとでそれを実際に医療に応用しうる資質」を検定するものです。合格者は、日本生体医工学会より合格証明証が交付され、「第2種ME技術者」の呼称が使用できます。また、第1種ME技術実力検定試験の受験資格が得られます。
この試験は下記諸団体の協賛を得て、公益社団法人日本生体医工学会が行います
- 協賛:
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電子情報通信学会/日本医療機器学会/日本医工学治療学会/日本移植学会/日本サーモロジー学会/日本産業衛生学会/日本集中治療医学会/日本手術医学会/日本人工臓器学会/日本腎臓学会/日本総合健診医学会/日本超音波医学会/日本透析医学会/日本泌尿器科学会/日本医療・病院管理学会/日本不整脈心電学会/日本麻酔科学会/日本臨床検査医学会/日本臨床神経生理学会/日本臨床モニター学会/日本レーザー医学会/ライフサポート学会/全日本病院協会/日本医師会/日本看護学校協議会/日本臨床工学技士会/日本臨床工学技士教育施設協議会/医療機器センター/医療情報システム開発センター/電子情報技術産業協会/日本医療機器協会/日本医療機器工業会/日本医療機器産業連合会/日本医療機器テクノロジー協会/日本医療福祉設備協会/日本画像医療システム工業会/
保健医療福祉情報システム工業会/(依頼中を含む)
(団体分野別50音順)
受験資格
受験資格は問いません
出題形式
五者択一式試験
※小論文問題はありません。
いずれも5つの選択肢の中から答えを1つ選ぶ問題です。
過去問題は下記リンクにて公開しています。ご参照ください。
試験範囲
ICU・CCU,手術室,透析室,検査室,滅菌材料室,病室,診察室などの医療の現場,在宅医療で使用されている機器・システムを安全に正しく運用するために必要な基礎的事項について出題されます.具体的には下記のとおりです.
Ⅰ.基礎的知識
1)MEの基礎となる医学的知識:循環,呼吸,代謝,脳神経,運動,感覚,内分泌など,解剖や生理機能に関する基礎的知識,医療制度や公衆衛生に関する基礎的知識
2)MEの基礎となる理工学的知識:直流・交流回路,増幅器,フィルタ回路などの電気・電子回路,コンピュータ,物理学,流体力学,熱力学,化学などに関する基礎的知識
3)MEの基礎的知識:生体の物理的特性(電気,力,流体,温熱,音響,光,放射線など)および化学的特性,生体計測法・治療法・滅菌法の原理,単位や定数,センサなどに関する基礎的知識
Ⅱ.実際的知識
医療の現場で使用される機器・システムについて,下記のような知識(JISを含む)が問われます.
機器・システムには心電計,脳波計,筋電計,生体情報モニタ,テレメータ,血圧計,血流計,呼吸計測装置,各種血液ガス分析装置,医療画像診断装置(内視鏡,超音波診断装置,X線CT,PET,MRIなど),麻酔器,電気メス,レーザメス,除細動器,人工呼吸器,血液浄化装置,体外循環装置,ペースメーカなどが含まれます.
機器・システムの原理,構造,性能など
2)操作,運用に関する知識:用途,操作法,校正法,保管手段,日常点検,トラブル対策など
3)保守,点検に関する知識:漏れ電流,接地抵抗,絶縁抵抗などの定期点検および各種医療機器の機能点検,主要な故障診断法とそれにともなう測定器の使用法など
4)安全性,信頼性に関する知識:電気的安全性(ミクロショック,マクロショックなど),物理化学的安全性(爆発・火災・熱傷・機械的破損など)に関する事項,EMC,故障率,信頼度など
5)病院設備等に関する知識:電気設備(接地,非常電源,非接地配線),医療ガス設備,電磁環境など
障がい等のある方への受験上の配慮
受験に際し、病気・負傷や障がいのために特別な配慮を希望する方は、申し込み前に事務局に問い合わせてください。
お問い合わせ先
〒113-0033 東京都文京区本郷1-28-21 第二荒井ビル4F
ME技術教育委員会内 ME技術実力検定試験事務局
TEL:03-3813-5521
e-mail:meinfo[at]megijutu.jp
※[at]を半角文字の@に変更してください。
ホームページ https://megijutu.jp
お申込み先
試験の申込 https://megijutu.jp/cebe2/cebe2_guidline.html